~夫婦二人で行くスイス・イタリア旅行 8日目 遂に最後の都市へ~
前回の記事↓
旅行記7日目:ヴェネツィア・リド島を満喫→そして最後の都市フィレンツェへ
さあ、最後の都市フィレンツェへやってきました。
スイスのチューリッヒに始まり遂にここまでやってきました。あっという間です。
フィレンツェは街並みがとてもきれいで、そして食事もとても美味しかったです。これまでも美味しいものはたくさん食べてきましたが、フィレンツェのディナーが一番おいしかったかもしれません。
La Terrazza( ラ・テラッツァ)でドゥーモを眺めながらフルーツタルトを堪能
さあ、朝一番は「La Terrazza(ラ・テラッツァ)」というカフェに行きました。
るるぶでも紹介されていたのですが、デパートの屋上にあるカフェで、眺めがとても良かったです。
朝早い時間に行ったのでお店は誰もいませんでした。

La Terrazzaのテラス席
デパートの屋上にあるので、この席からはフィレンツェで有名なドゥーモも一望できます。

La Terrazzaからみえるドォーモ
かな~り近くに見えます。
この日は天気も良く、とても気持ちの良い時間を過ごせました。

お花とフィレンツェの景色
ここのお店ではフルーツタルトが有名とのことで注文してみました。

La Terrazzaのフルーツタルト
フルーツの酸味が程よく効いてとても美味しかったです♪
タルト以外にも色々と美味しそうなメニューがショーケースに並んでいました。

ラ・テラッツァのショーケース
フィレンツェへまた行くことがあったらもう一度来たいお店です。
住所:Piazza della Repubblica 1, 50123, Florence,
地図:
ドォーモは混雑して入れず…

フィレンツェのドゥーモ
フィレンツェのきれいな街を散策
フィレンツェといえば美術館です。レオナルド・ダ・ヴィンチやラファエロ、ボッティチェリなどイタリアを代表する芸術家の作品が所蔵されている「ウッフィッツィ美術館」。美術の教科書で同じみのミケランジェロ彫刻が見られる「アカデミア美術館」。
色々な芸術作品を楽しむことが出来るのですが、正直あまり芸術作品などに疎い私たちは美術館には行かないことにしました。
しかし、そんな私たちのような美術館にあまり興味が無い人もさらっと芸術を楽しめる場所があります。それは「シニョリーア広場」です。
シニョリーア広場
シニョリーア広場(Piazza della Signoria)は、イタリアのフィレンツェにあるヴェッキオ宮殿前のL字形の広場。シニョーリア広場とも。 フィレンツェ共和国の歴史の焦点であり、原点でもあり、今も市の政治的中心地としてその名誉を維持している[1]。周辺にヴェッキオ橋、ドゥオモ広場、ウフィツィ美術館へ向かう道などがあり、観光客も多く、地元民の待ち合わせ場所にもなっている。
ここはなんと、あの有名なダヴィデ像などの「レプリカ」が並んでいます。しかも原寸大。広場に並んでいるだけなので特に入場料もかからないので、美術関連はそんなに…という人にはちょうどいいと思います。

シニョーリア広場にあるダヴィデ像
広場も凄い人です。
他にも色々なレプリカ像が並んでいます。
うん、これで十分芸術に触れた気持ちに浸れました。おすすめスポットです。
芸術にちょろっと触れた我々が次に向かったのは「ヴェッキオ橋」です。

フィレンツェ最古の橋と言われる「ヴェッキオ橋」
ルノ川に架かるフィレンツェ最古の橋とのことです。橋の両脇には金細工のお店が並んでいます。

観光客で賑わうヴェッキオ橋
お店が並んでいてかなりの観光客が集まっています。

ヴェッキオ橋からの眺望
橋からの眺めも良いです。という事でこちらもお薦めスポットです。
その後も色々なところを歩いてフィレンツェを満喫しました♪
お昼はホテル近くのカジュアルなレストラン・カフェ「Deanna Bar Pasticceria」で食べました。

Deanna Bar Pasticceria
住所:Piazza della Stazione, 54, 50123 Firenze FI
地図:

Deanna Bar Pasticceriaのショーケース

Deanna Bar Pasticceriaのショーケース2
白身魚のムニエルとツナとトマトのパスタを注文しました。
パスタも出来合いなのでやや麺が伸びてはいましたがなかなか美味しかったです。
パンも付いてボリューム満点です。駅近で便利なのでサクッと食べたい人にはお勧めです。
フィレンツェ一番のおすすめスポット「ミケランジェロ広場」!
昼食を終え、少しホテルで休憩しフィレンツェについて色々検索していたのですが、そこで見つけたのが「ミケランジェロ広場」です。ミケランジェロ広場は駅前からバスで20分程度でつく所なのですが、丘の上に位置するこの広場はフィレンツェの街を一望する事が出来る場所です。元々行く予定ではなかった場所ですが、結果的にここが本当に素敵な場所でした。
※雑誌とかでももっと大々的に薦めるべきところだと思います。
まずはバスチケットを購入します。バスチケットはバス停では買えません。駅の近くにあるキオスク、タバッキ(コンビニ)、駅構内のATAFインフォメーションデスクで購入できます。

ATAFバスチケット
90分チケットです。結果的にこれ一枚で行って帰ってこれました。
S.M.N.駅目の前にあるバス乗り場から12番、もしくは13番のバスに乗り20分程度で着きます。ミケランジェロ広場(Piazzale Michelangelo)は終点です。

バスの中
バスの中に入り、先ほど買ったチケットをこの中に通しましょう。乗車時間が打刻されます。
【バスに乗る際の注意事項!黙っていたら通り過ぎる?】
バスに乗る際は、乗る意思をドライバーに伝える(手を挙げる?)等しないとバスが停まってくれない事があるようです。実際、乗り場で待っていた私たちですが、降りる人がいなかった為かバスはそのまま停まることなく前を通り過ぎてしまいました。周りをみてみると乗る人はタクシーを呼び止める感覚で手を挙げていたので、初めて乗る人は注意して下さい。
※結果的に一本見送る形になり、20~30分駅周辺でフラフラすることになりました。
で、バスに乗ること20分ほど。ミケランジェロ広場に到着しました。

ミケランジェロ広場

ミケランジェロ広場のダヴィデ像
こちらもレプリカですが、この広場の象徴として飾られています。
で、ここからの眺めが最高でした!!

ミケランジェロ広場からの景色
街一帯を見渡せます。今日観光したヴェッキオ橋も見えます。

ミケランジェロ広場から見えるドゥオーモ
少しズームした写真ですが、ドゥオーモです。ドゥオーモからの景色も良いと言われていますが、この広場からはドゥオーモそのものを上から眺めることができます。左隣にあるのはこちらも有名なジョットの鐘楼です。良い眺めです♪

ミケランジェロ広場から見える景色その3
こちらは広場から東側の光景です。きれいな街並みを見渡せます。
天気も良く、空気もきれいで個人的にはフィレンツェで一番のおすすめ場所です。フィレンツェに行く人はミケランジェロ広場も是非検討してみてください。
S.M.N.駅からミケランジェロ広場まで↓
「Osteria Vecchio Cancello」が評判通りの美味しいレストランでした!
さあ、ついにこの旅最後となるディナーです。最後にふさわしい美味しいレストランで食事したいな~と思い、かなり検索頑張りました。
というのも、フィレンツェは美味しいレストランがたくさん集まっているようで、実際街を歩いていると良い感じのお店がたっくさんあるんですよね。
テラス席を構えたセンスの良いお店がどこを歩いても続いていています。人で賑わっているお店がたくさんあるので、目移りしてしまいます。
で、選んだレストランですが、こちらもトリップアドバイザーを参考にして決めました。
このお店が本当にどのメニューも美味しくて、さらには店員さんもみんな気さくな方でとてもいい思い出になりました!おすすめ出来るお店です。
S.M.N.駅から徒歩で約7分ほどのところにあります。
まずこちら、ナスを一度揚げてからオーブンで焼いているのか、最初から揚げ焼きかわかりませんが絶妙に香ばしく、トマトソースとモッツァレラトッピングでめちゃめちゃ美味しかったです。ありそうな組み合わせだけど初めて食べた味でした。ナスがとろっとろで美味しかったな~。
そして、トリップアドバイザーやホームページでも画像付きで紹介され気になっていたこちらの一品↓
麺がもちもち、海老もぷりぷりで美味しかったです!
赤ワインで美味しく頂きました。バゲットも付いてきます。
そしてそして、フィレンツェと言えば肉料理が有名という事で、メインディッシュに頂きました。

メインディッシュ
どーん!
牛ヒレ肉のステーキです。

お肉の断面
ややレアな感じが残っています。お肉にかかっているのが岩塩だったのか、しっかり下味がついていたのでそのままでも十分美味しかったです♪
はあ、写真を見返すだけでもまた食べたくなってしまった。今度頑張って再現料理にトライしてみようかな。
こちらのお店はフィレンツェでも1635年創業のかなり老舗のレストランのようです。しかし、肩苦しい雰囲気でもなく、店主も気さくで気軽に美味しい料理を楽しめます。
最後はデザートも頂きました。
最初から最後まで、どれも美味しかったです。いつかまたフィレンツェに行くことがあればもう一度行きたいと思えるお店です。
スイス・イタリア旅行を楽しく終えることができました!
フィレンツェでもう一泊をし迎えた9日目。
ホテルで朝食をとり、ちょっと買い物をして、チェックアウトし、バスでフィレンツェ空港へ向かいました。
この空港、ちょっとややこしいのは正式名称は「アメリゴ・ヴェスップッチ空港」、通称が「フィレンツェ空港」との事。どちらも同じ空港を指していますので初心者には少しややこしい。
帰りはドイツのミュンヘン空港経由で羽田空港へ、無事戻ってきました。
初めてのヨーロッパ、初めてのスイス、初めてのイタリア…
初めて尽くしでしたが大きなトラブルもなく、9日間楽しく妻と一緒に過ごすことが出来ました。
アルプスの少女ハイジの舞台を見に行こう!というところから始まったこの旅行でしたが、発見ばかりで、良い思い出がたくさん出来ました。
旅行記はこれで終わりますが、旅行する中でうまく情報が探せなかったりしてちょっと困ったシーンもあったので、その辺についてはまた自分なりにまとめてみたいと思います。
旅行記を書き上げるのに結構時間はかかってしまいましたが、楽しく書けました!これからスイス・イタリア旅行を検討する人にとって、少しでも参考になる部分があれば嬉しいです。
ということでこれでひとまず旅行記はおしまいです。また雑記なブログを中心に気ままに書いていきたいと思います。
ではでは~