スイス・イタリア旅行の行程について2回に分けて更新してきましたが、今日から旅の詳細について写真と共にお伝えしていきます。
ちなみに旅行行程をざっくりまとめた前編(Swiss)・後編(Italy)はこちらから↓
ではでは早速初日の流れです!
往路は成田空港からチューリッヒ空港までの直行便
往路は成田空港(NRT)からチューリッヒ空港(ZRH)までの直行便(航空会社:SWISS INTERNATIONAL AIR LINES)で行きました。
距離にするとこんな感じです↓
直行便で12時間25分のフライトです。なかなか長時間ですね。

成田空港で飛行機に乗る前の写真

機内に置いてあるイヤフォン

スイスビールとオレンジジュースで乾杯

最初の機内食

機内食もう1つバージョン

スイスチョコ
チョコレートのロゴも可愛くて良い感じです。スイスはチョコレートで有名ですからね、この時から「スイスに向かっているんだな~♪」とまたまたテンションが上がります。

2回目の機内食は焼きそば
機内ではずっと映画を観て過ごしていました。成田発という事もあって邦画作品も結構ありましたね。
長旅の時は、機内用スリッパ、自前のイヤフォンを用意しておくようにしています。スリッパがあると長時間のフライトでも大分楽になります。機内で配られるイヤフォンは接触の関係か聞こえが悪い場合もあるので自前のイヤフォンを用意しておくと安心です。
~航空券の手配について~
今回航空券はエクスペディアで自分で予約しました。初めてのヨーロッパ旅行となるのでツアーも探してはみましたが、なかなか自分たちの希望(かなりのわがままプラン)に合う内容はなかったです。スイスはハイキング系や登山が中心ですし、更にスイスとイタリアを移動できるプランとなるとほぼ無いですね。
という事で、旅行会社の人間になったつもりで自分たちで行きたい所を並べ、自ら旅程を立て、その後に航空券や電車のチケット、ホテル等もそれぞれ個別に手配しました!費用面が気になりましたが、一番高くつく航空券を早めに安く抑えることで結果的に通常のツアーよりだいぶ安く収まりましたよ!(*’▽’)
旅行の約10か月前に航空券を購入しましたが、2人で合計30万円ちょっとでしたので相場よりは安く買えたと思います!早めの購入がお薦めです。
往路はSWISS INTERNATIONAL AIR LINESで成田空港からチューリッヒ空港へ、復路はAIR DOLOMITIでフィレンツェ=ペレトラ空港(FLR)からドイツにあるミュンヘン空港(MUC)を経由し、そこからLUFTHANSAで羽田空港へ戻るプランです。
航空券チケットの比較にはエクスペディアだけじゃなくスカイスキャナーも便利です↓✈
エクスペディアは賛否両論ありますが、個人的な見解を過去の記事でまとめています。個人旅行や、往路と復路の違う「周遊プラン」の場合は価格の面ではお得だと思いますので、参考にしてみて下さい↓
スイス・チューリッヒ空港に到着!!

チューリッヒ空港に到着
さあ、ほぼ寝ないまま12時間超のフライトを終え無事にチューリッヒ空港に到着しました!
(最後なかなかの急降下?に、酔いやすい私は若干気分を悪くしましたが。。)
「念願のスイスだ~」と妻と二人で感動していました。

チューリッヒ空港のキオスク

チューリッヒ空港駅の様子
チューリッヒ空港駅は大きくてそしてきれい。お店もたくさんあるのでショッピングも楽しめそうです。

スイス・チューリッヒ空港 外から見た1枚
「Flughafen」という言葉は良く出てきますが、これはドイツ語で「空港」の意味です。読み方は「フルークハーフエン」との事。
スイスはドイツ、フランス、イタリア、オーストリアに隣接していてエリアによって主流となる言語が変わります。ドイツ語が全体的にメインのような印象です。ホテルでは英語で通じます。
ホテルは路面バスで2駅ほど乗ったところにあります。今回はスイス・イタリアの鉄道が自由に乗り降りできる「ユーレイルパス」を購入していましたが、ここのバスには対応していないので別でバスチケットを購入する必要があります。
~スイスのバス事情~
スイスのバス事情は日本とはちょっと違い、1日券や1時間券、単発の片道切符など色々なタイプがあり、乗車する前に用意しておく必要があります。近くの距離であれば単発チケット、もしくは1時間券で十分ですし、長距離だったり何度も使うのであれば1日券の方がお得になります。
他にも、スイスではバスや電車代が全て半額になる「ハーフチケット」等もあります。これらを組み合わせることで交通費を抑える事も出来るので、費用を抑えたい人は事前に自分が行動する旅程を元にどんなチケットを用意したらいいかシミュレーションしておくことをお薦めします。
※この辺は情報を集めるのに苦労したので、後日別の記事でまとめたいと思います。
更に、スイスでは無賃乗車に対する罰金の額がかなり高いので注意が必要です。バスや電車では抜き打ちで係員さんが切符の確認にきます。この時チケットが無いと最低100スイスフランの罰金が科せられます。
※9/18(月)現在、1スイスフランが約115円ですので、100スイスフランは11,500円です。
路面バスに乗ること約5分、最初のホテル「Dorint Airport-Hotel Zürich」にチェックイン。

ホテル「Dorint Airport-Hotel Zürich」の外観

部屋の様子

トイレ
割といい感じのホテルで安心しました。空港駅周辺で早くチェックイン出来た方が楽かな~と思いここを予約したのですが、今後の旅程的にこれから向かう「チューリッヒ中央駅」でホテルを取れた方がもっと良かったと後で気付きました。ここ最初の反省点。
で、荷物を軽く整理してすぐさまチューリッヒ空港駅へバスで引き返します!
鉄道でチューリッヒ中央駅へ!ユーレイルパスを活用
さあ、一度チューリッヒ空港駅に戻ってきたわけですが、早速電車に乗って「チューリッヒ中央駅(Zürich HB)」を目指します。
電車で10分位の距離感です↓
ちなみにスイスでは切符を通す改札がありません!
切符はみんな事前に買っていますが、改札が無いので誰でも電車の中まで入れてしまいます。無賃乗車が出来てしまいそうですが、先ほどのバス同様、抜き打ちで係員の方が歩いてきます。その時切符が無いと罰金を支払うことになります。
さあ、電車に乗るという事で遂に「ユーレイルパス」の出番です!日本で事前に購入しておりました。これは簡単に言えばスイス・イタリアの鉄道が乗り降り自由になるフリーパスです。国の組み合わせはさまざまですが、2017年からこのスイス・イタリアの組み合わせも販売されるようになりました。
チケット代は「6日分+1日分」×2人分で約72,000円しました。とても高価なチケットです!焦
「+1日分」というのは、たまたま購入時期にキャンペーンをしていて6日分の価格で7日分乗り放題となる内容のものです。キャンペーンは結構頻繁に色々な内容でやっているようです。
また、2人分以上のチケット購入で「一緒に行動する」という箇所を選ぶと15%程安くなります。キャンペーンとこの15%の割引が効いて、通常よりお得に買う事が出来ました♪
とはいえ鉄道代で1人約36,000円、スイスのベルニナ特急やイタリアのフレッチャロッサ等、特急券は別で購入する必要がありますのでなかなか高価です。果たしてユーレイルパスは得なのかどうか…。これは、ズバリ旅程によって異なります。そして鉄道に乗る距離があまりなければ、ユーレイルパスの方が高くつく可能性も十分あります。
というのも、スイスは物価の高い国で当然鉄道代も高いです。ですが、ユーレイルパス以外にも割引の効くカードや安くチケットを購入する方法もいくつかあります。それに対し、イタリアは比較的鉄道代が安いという国でもあります。
ではどう自分に合うチケットを選べがいいのかというと、結局、旅程から降り立つ駅を全て書き出し「1.通常購入した場合」「2.割引チケットを使用した場合(スイスのみ)」「3.ユーレイルパスを使用した場合」で比べてみる以外ないでしょう。
実際私もやりました。この作業は結構苦労しましたね。Excelにいちいち金額を書き出して比べてみました。今回のホテルのようにバスが必要になる場所もありますのでそのバス代も考慮しています。
結果的に、今回は電車で移動する距離も結構ある為(チューリッヒからフィレンツェまで行きます)、私たちの場合はユーレイルパスの方が価格的にも安くなるという事がわかったのでこのパスを買う事にしました。乗る前に利用する駅名を書かなければいけなかったり、スタートする日をちゃんと申請してから使わないと罰金対象になったりとユーレイルパスにも面倒な部分もありますが、毎回切符を買わなくていいというのは楽ですね。
※登山鉄道は無料ではなく割引対象だったり全てが無料ではないので要確認。
ユーレイルパスには他にもヨーロッパ内であれば色々な組み合わせがあるので、鉄道がメインの旅になる人は見てみてください↓
!!(;゚Д゚)(また話が脱線してしまった。。)
さて、旅行記の続きです。
電車に乗って「チューリッヒ中央駅」にやってきました!
スイス最大の鉄道駅「チューリッヒ中央駅」へ!
スイス最大の都市がチューリッヒです。そしてチューリッヒ中央駅はスイス最大の鉄道駅となります。駅の規模も大きくてびっくりしました。

スイス・チューリッヒ中央駅

チューリッヒ中央駅にもキオスクが
電車の数が凄いです。ウィキペディアによると1日に2,900本以上の列車が出入りするようです。

外から見たチューリッヒ中央駅
ヨーロッパっぽい駅の雰囲気に感動。
チューリッヒ中央駅の写真をいくつかご紹介↓

チューリッヒ中央駅前を走る路面バス

「GLOBUS」という高級百貨店
GLOBUSの食料品コーナーはスイスの特産品やヨーロッパの食材がたくさんあって楽しかったです♪

賑わうカフェ

チューリッヒ駅近くの川で涼む人たち

チューリッヒの街並み

チューリッヒの街並み
スイスの街ではたくさんの場所でスイス国旗を見かけます。
ふらっと街を観光しながら、歩いてチューリッヒ湖を目指します。チューリッヒ湖まではチューリッヒ中央駅から歩いて20分ほどで行けます。
メインストリートとなる「バーンホフ通り」を歩きながらチューリッヒ湖を目指します。

チューリッヒ湖
非常に大きな湖です。フェリーには時間の関係で乗りませんでしたが、フェリーでゆっくり景色を楽しむのも良さそうですね♪
さて、ディナーの予約をしているのでニーダードルフ通りにあるチーズフォンデュ専門店「スイスコッヒ / Swiss Chuchi」を目指します!

チューリッヒ・リマト川近くのレストラン
川沿いにあるオシャレなレストラン。チューリッヒは緑も多くて気持ちの良い都市です。
そうこうしている内にお店に着きました!
場所はこの辺です↓
駅から徒歩9分程のところです。色々サイトでチーズフォンデュのお店について調べてみたところ、ここが結構人気という事で事前にWeb予約しておきました。
~レストランのWeb予約について~
英語もドイツ語もさっぱりな私ですが(英語は中学英語程度はわかるレベル)、海外のレストランはだいたいオンライン予約が出来ます。電話はもちろん抵抗があるかと思いますが、Webからの予約は名前や日時、自分の住所だったりを記入する程度なので意外と簡単です。良いレストランは予約しないとスムーズに入れなかったりしますからね。今回、いくつかレストランの予約をしましたがどれもちゃんと予約が入っていました。
さあ、初日のディナーはスイス料理の定番「チーズフォンデュ」のお店です。

チーズフォンデュの店「スイスコッヒ」
賑わっていますね~♪
「予約した○○です」と拙い英語で伝えると、すっと店内のテーブルに通してくれました。

チーズフォンデュの店「スイスコッヒ」店内

まずはサラダを注文
シンプルなサラダ。長旅で疲れているので野菜で栄養補給です。

チーズフォンデュに付いてくるパン(大量)
色々とレビューでもみていましたが、大量のパンが登場です。山盛り。

ここでも野菜を注文
チーズフォンデュに付けるように、パン以外に野菜も頼みました。こちらも結構山盛りです。
チーズも登場し、早速頂きます。

たっぷりのチーズ
ぐつぐつしているのがわかります。美味しそう~

チーズフォンデュ 別ショット
アツアツでとろーり溶けたチーズを野菜とパンにたっぷり付けて頂きます!
チーズフォンデュはレビュー通りめちゃめちゃ美味しかったです♪白ワインと塩がしっかり効いていて、長いフライトで疲れた身体に沁みわたります。お店の人も親切な感じで良かったです。お茶も頼んで、お代は51.8スイスフラン(約5,957円)でした。ごちそう様でした。
ちなみに、チーズフォンデュを食べる際は一緒に冷たいビールやワインを飲まない方が良いみたいです。お腹の中でチーズが固まってお腹を壊してしまうんだとか。。
これは一部のガイドブックでも書かれていますし、私の知り合いもお腹を壊した経験があるようです。
食事も済んで、ふらっと街を歩きながら帰路につきます。
緑、川、湖と自然の多いチューリッヒ。メインストリートからチューリッヒ湖まで歩いて観光が出来る距離なのも良かったです。レストランやお店も多いのでショッピングも楽しめます。
ということで記念すべきスイス旅行初日・チューリッヒ編は終わりです!
写真だけ載せて簡単に紹介するつもりが、初日だけで5,900文字オーバーと膨大な量になってしまった。。次からもう少し軽めに更新したいと思います。
2日目はこれまた美しい街並みで有名な「ルツェルン」へ行って来ました。また後日アップしたいと思います!お楽しみに~