昨年末、無事に我が家に娘が誕生しました。
スヤスヤ寝ている寝顔に癒されます♪
長い間陣痛の痛みに耐え、頑張ってくれた妻には心から感謝です。
出産してから5日間妻は入院し、退院後はそのまま自宅で3人の生活が始まりました。
そうです、我が家は「里帰りをしない」という選択をしました。
里帰り(さとがえり)は、妻が結婚後 初めて実家に帰ることである。当然実家に帰ったのちは、婚家に戻る。 伝統的風習の一形式としては、結婚ののち3日目、また5日目に夫が妻を妻の実家まで送り、夫は婚家に帰り、妻は自分の実家に宿泊し、翌日、妻の母が妻を夫のいる婚家に送り届けるいうふうであった。 また、一般に、妻が実家に一時的に帰ることをいう。 近年では、出産のかたちのひとつ「里帰り出産」として連語として用いられることが多い。
※里帰りというと最近は出産前後での事を指して使われることが多いと思います。
有給をいくつかとりましたが、いわゆる長期の育休も取っていません。
この「里帰りをしない」という事を周りの人に話すと、人によって分かれますがたまにすっごい驚かれることがあります。
「え!?里帰りしないの?奥さん大丈夫??」
「里帰りしないの?奥さん辛くない??」
と、なんだか悪い事をしているような感じで聞き返されたりしたこともちらほら。。
皆自分の体験談がベースにあるのでこの辺の考え方は様々ですね。
実際、生活の面では里帰りする場合と比べ大変な所もあると思いますが、一緒に生活をスタートさせる事で得られるメリットもたくさんあると感じています。今日は里帰りをしない場合の暮らしについて、【夫目線で】感じた事を書き残していきたいと思います。
これから里帰りするか悩んでいる人のヒントになればな~と思っています。
【目次】
- 我が家が里帰りをしなかった理由
- 退院後 3人の生活
- 里帰りに比べ父である事を早く実感出来る?
- 1カ月の育児経験値は大きい
- まとめ
ちなみに、里帰りに関するデータを参考までに↓
里帰り出産と産後のサポート体制についてのアンケート調査 2016年12月16日
このアンケートでは「里帰りしなかった人が44.1%」と結果が出ています。しかも昨年より2.5ポイント増加しているとの事。里帰りしない家庭が近いうちに半数を超えるかもしれませんね。
我が家が里帰りをしなかった理由
「【里帰り】して欲しい?して欲しくない?(可愛い感じで)」
と、出産が近づいてきた時に妻から聞かれました。
「(妻が)気持ちが楽な方、安心する方を選んで欲しい(キリッ)」
というのが私の回答だったと思います。その表情やら色々を汲み取ってか、最終的に妻は里帰りをしない事に決めました。
妻自身も、気持ち的に我が家の方が楽だと思ってくれたの【かも】しれません。
いくつか妻の実家のサポートのお願いもした上で、「一緒に生活したい」という想いを優先し【里帰りしない形】に落ち着きました。
退院した今、家族一緒に生活している事で、子どもが出来たという事を改めて実感しております。
退院後 3人の生活

RitaE / Pixabay
退院後の実際の生活はどうだったか、つらつらと書いてみます。
退院日の動き
退院日は半休をもらって付き添いました。
誰かしらのサポートが無いと退院も成立しませんので、基本は旦那さんがお休みを取ってあげた方が良いと思います。退院の手続きや、荷物持ち、支払いから結構色々と対応する事があります。
平日の病院はとても混んでましたね。
それらを終え、タクシーで我が家へ戻りました。
※タクシー配車アプリの「Japan taxi」がおすすめなのでこちらの記事もどうぞ↓
営業さん必須のタクシー配車アプリ『Japan Taxi』/クーポン情報とレビュー
ちなみに、赤ちゃんが埃を吸っては良くないと前日に入念に掃除機はかけておきました。
これ結構大事です。
退院に合わせて有給をとったり、正月休みが偶然にも重なったり、結果的にある程度長い時間(約2週間)を家で一緒に過ごせる形となりました。
正直な所、里帰りをしないのであれば旦那さんの仕事を休む調整がとにかく必須だと感じました。
すぐに奥さん一人で子供をずっと見るというのはかなり大変だと思います。
というのも、出産で体力をかなり消耗しているのに加え、入院中も定期的な授乳をしていたり、まだお母さんたちは全快していないんですよね。(どんなに笑顔でも実際はボロボロだと思います)
周りのサポートがどうしても必要になります。
我が家では、
- 私が休みを取れる範囲で取る(結果的に正月休みや土日と合わせて長期連休を実現)
- 私が仕事で家を空ける時は義母に日中家に来てもらう
という形で対応しています。どっちも必要だと感じています。
実際の1日の流れ
外出もないので、ほぼ1日パジャマでの生活でした。
(私が家にいる時は特に義理のお義母さんも来ません)
授乳 → 寝る → おむつ → 授乳 → 寝る → たまにあやす → …
赤ちゃんの1日の暮らしはもうこんな感じです。
3時間おきくらいに授乳なので、こちらも(特に妻は)慢性的な寝不足となります。
時間があればこちらも一緒に昼寝をして睡眠をとる、というスケジュールです。
この期間、食料を用意してもらったりしてお義母さんには助けてもらいました。
里帰りに比べ父である事を早く実感出来る?
これは比べていないので何ともわかりませんが、それでも実感出来る機会は早く、そして多いと思います。
初めて子供を持つ男性は、そもそも赤ちゃんの抱っこに抵抗がある人が多いと思います。
※首とか頭をどうやって抱っこして良いかわからず怖い、という感じ。
ただ、そんな事言ってられない位に抱っこする機会も増えますし(というか我が子だと抱っこしたい)、妻にも出来るだけ休んで欲しいと思うとおむつ替えやら授乳、着替えなど、色々な事を一緒に協力する事になるので、自然と父親の実感のようなものは【早い段階で】感じると思います。
(あとは可愛い寝顔を見ている瞬間とか、妻が子供を抱えている様子をみている時とかも実感しますね)
1カ月の育児経験値は大きい
そして、この一連の育児作業を初期、そして同じ時期から夫婦一緒に行う事で、不器用な旦那さんでもある程度育児のレベルアップが見込めるというのが大きいと思います。
これは里帰りをした場合、その後の育児や奥様への理解・配慮などにおいても結構大きなアドバンテージになります。
- 育児の何が大変か
- 妻の身体や心の状態の変化
- 自分の子供の性格や傾向
こういった事の経験値がつきます。
色々と大変だから里帰りをするわけですが、大変な時期を一緒に過ごす事でその後の生活にプラスになると思います。
「あの時はこうだったね~」
新生児はやんちゃで可愛くて、この期間の成長だけでも目まぐるしいです。
一緒に共有できる思い出がたくさん出来そうなのも良い点だと思います♪
まとめ・育児休暇が取りやすい会社に勤めたい
結論としては、もしまた子供を授かることがあれば、やっぱり最低でも2週間は仕事を休んで家で一緒に育てたい。と思いました。
有難い事に今いる会社はそういった部分への【理解】はあるので、その時を見据えて準備しておきたいし、思い切ってもっと自由度の高い会社に勤めるのも有りだなと思いました。
日本の里帰りについては海外からは「えっ!?」と驚かれている一面もあるようです。
海外では男性の育児休暇の取得がもっと当たり前だったりするようで、実現する為には国としての整備ももっと進めて意識改革をしていかないと難しいかもしれないですね。
※子供が産まれても男は仕事してなんぼ、みたいな考え方の人もまだまだ多そうです。
イクメンという言葉はなぜかあまり好きではないですが(偏見)、旦那さん側も育児に関わっていくことが自然になって、里帰りしない選択肢がとりやすい状況になると良いな~と思います。
という事で今日は里帰りについてでした。
ではでは~